TOEICで目標スコアを達成するには、いったい何時間くらい勉強すればいいのでしょうか。「600点を取りたいけど、どのくらいの期間が必要なの?」「毎日どれくらい勉強すればいいの?」と悩んでいる方は多いはずです。
この記事では、現在のスコアから目標スコアまでに必要な勉強時間の目安を、スコア帯ごとにわかりやすく整理しました。学習計画を立てる際の参考にしてみてください。
もちろん個人差はありますが、多くの学習者のデータから算出された目安なので、かなり信頼できる数字になっています。自分の現在地と目標を照らし合わせながら読み進めてみてください。

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現在スコアから目標スコアまでの必要時間
TOEICのスコアアップに必要な勉強時間は、現在の実力と目標スコアによって大きく変わります。以下の表を参考にしてください。
| 現在→目標 | 必要時間 | 毎日1時間の場合 | 毎日2時間の場合 |
|---|---|---|---|
| 300点台→500点 | 約250〜350時間 | 8〜12ヶ月 | 4〜6ヶ月 |
| 400点台→600点 | 約200〜300時間 | 6〜10ヶ月 | 3〜5ヶ月 |
| 500点台→700点 | 約250〜350時間 | 8〜12ヶ月 | 4〜6ヶ月 |
| 600点台→800点 | 約300〜400時間 | 10〜13ヶ月 | 5〜7ヶ月 |
| 700点台→900点 | 約400〜600時間 | 13〜20ヶ月 | 7〜10ヶ月 |
300点台から500点:約250〜350時間
ほぼゼロからのスタートになるため、まずは中学英語の復習とTOEICの基礎に取り組む段階です。毎日1時間コツコツ続ければ8〜12ヶ月、毎日2時間なら4〜6ヶ月で到達できます。基礎固めに時間をかけることが、この先のスコアアップを加速させます。
400点台から600点:約200〜300時間
英語の基礎はあるものの、TOEIC特有の出題形式に慣れていない段階です。毎日1時間で6〜10ヶ月、集中的に取り組めば3〜5ヶ月で達成可能です。600点は多くの企業が求めるスコアなので、ここを最初の目標に設定する方が多いです。
500点台から700点:約250〜350時間
基礎力の底上げと弱点パートの克服が求められるゾーンです。毎日1.5時間で5〜8ヶ月が目安になります。この段階から、ただ量をこなすだけでなく「質」を意識した学習が重要になってきます。

600点台から800点:約300〜400時間
TOEIC対策に加えて、英語の総合力が問われるレベルです。毎日1.5〜2時間で5〜8ヶ月。多読や多聴の時間も含めてカウントしてください。英語ニュースやポッドキャストに日常的に触れる習慣をつけると、自然とスコアに反映されます。
700点台から900点:約400〜600時間
最もハードルが高い区間です。ケアレスミスの撲滅と高度な語彙・文法知識が必要になります。毎日2時間で7〜10ヶ月が目安。長丁場になるので、モチベーション管理も大きな課題になります。
勉強時間を最大化する3つのコツ
「質の高い1時間」を意識する
だらだらと3時間机に向かうよりも、集中した1時間の方がはるかに効果的です。勉強を始める前にスマホを別の部屋に置く、タイマーで25分の集中タイムを区切る(ポモドーロ・テクニック)、静かな環境を確保するなど、集中できる条件を整えてから取り組むのがポイントです。
スキマ時間を徹底活用する
通勤中の20分、昼休みの15分、寝る前の15分。合計すると1日50分、1ヶ月で約25時間になります。スキマ時間用のタスクをあらかじめ決めておくとスムーズです。たとえば、通勤中はリスニング、昼休みは単語暗記、寝る前は文法問題というように使い分けましょう。

「時間がない」を疑ってみる
1日のスマホ使用時間を確認してみてください。SNSやゲームに2時間以上使っているなら、そのうち30分をTOEICの勉強に回すだけで十分です。時間は「ない」のではなく、「何に使っているか」の問題であることがほとんどです。
学習時間と効果の関係
最初の100時間が一番伸びを実感できる
学習を開始してから最初の100時間は、基礎知識が一気に増えるため、スコアの伸びを実感しやすい時期です。この「伸びている実感」がモチベーションになり、次の100時間へとつながっていきます。最初の手応えを大切にしましょう。
500時間を超えると伸びが緩やかになる
高スコアになるほど、1点上げるために必要な学習時間は増えていきます。これは英語学習の宿命とも言えるもの。焦らず、地道に続けることが何より大切です。
- 最初の100時間はスコアが伸びやすい「ゴールデンタイム」
- 500時間を超えると1点あたりの学習コストが増加
- 停滞期は「成長していないのではなく、次のブレイクスルーの準備期間」と考える
効率的な勉強時間の配分
限られた勉強時間をどう配分するかも重要なテーマです。スコア帯別におすすめの時間配分を紹介します。
| 学習内容 | 500点目標 | 700点目標 | 900点目標 |
|---|---|---|---|
| 単語暗記 | 30% | 20% | 10% |
| 文法対策 | 30% | 20% | 10% |
| リスニング | 20% | 25% | 30% |
| リーディング | 10% | 25% | 30% |
| 模試・演習 | 10% | 10% | 20% |
低スコア帯では単語と文法の基礎固めに多くの時間を割き、スコアが上がるにつれてリスニング・リーディングの実践演習に時間をシフトさせていくのが理想的です。

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時間よりも大切なこと
「何時間やったか」より「正しい方法でやったか」の方が圧倒的に重要です。間違った方法で500時間やっても、正しい方法の200時間に負けてしまいます。
まずは自分の弱点を正確に把握して、そこに集中投資すること。これがスコアアップの最短ルートです。模試を解いてパート別の正答率を出し、最も正答率の低いパートから手をつけるのが鉄則になります。
「毎日10時間勉強した」という量だけを追いかけるのは危険です。疲れた状態でダラダラ続けても、知識は定着しません。集中力が切れたら潔く休憩を入れて、リフレッシュしてから再開する方が効率的です。
よくある質問(Q&A)
Q. 毎日30分しか時間が取れません。スコアアップは可能ですか?
A. もちろん可能です。毎日30分でも、半年続ければ約90時間になります。スキマ時間を合わせれば、1日のトータル学習時間は意外と確保できるもの。大切なのは「毎日途切れさせないこと」です。
Q. 社会人ですが、仕事と両立できますか?
A. 多くの社会人がTOEICの勉強と仕事を両立させています。朝の通勤時間にリスニング、昼休みに単語暗記、帰宅後に30分の問題演習。このリズムを作れば、無理なく続けられます。
Q. 勉強時間を記録するメリットは?
A. 勉強時間を記録することで、学習の「見える化」ができます。「先週より3時間多く勉強できた」という事実がモチベーションになりますし、スコアが伸びなかったときに「勉強時間が足りなかったのか、方法が悪かったのか」を振り返る材料にもなります。
Q. 短期集中と長期分散、どちらが効果的ですか?
A. 一般的には、毎日コンスタントに続ける長期分散型の方が知識の定着率は高いです。ただし、試験直前の2〜3週間は集中的に追い込みをかけるのも効果的。日常的な学習と直前の追い込みを組み合わせるのが理想的なパターンです。

まとめ:目安を知って、あとは行動あるのみ
- 目標スコアまでの必要時間を把握して、逆算で計画を立てる
- スキマ時間の活用で1日の学習量を確保する
- 量よりも質。正しい方法で集中して取り組む
- 最初の100時間はスコアが伸びやすいゴールデンタイム
- 弱点パートに集中投資するのが最短ルート
勉強時間の目安がわかったら、あとは計画を立てて実行するだけです。TOEICは正しい方法で必要な時間を投入すれば、確実にスコアが上がる試験です。まずは自分の弱点を把握するところから始めてみてください。
参考:ETS「TOEIC公式」
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