TOEICは、実力だけでなくマークシートの塗り方ひとつでスコアが左右される試験です。「1問ずれてマークしていた」「塗るのに時間を取られて解き切れなかった」——こうしたミスは誰にでも起こりえます。
せっかく正しい答えがわかっていても、マークがずれていたら得点になりません。逆に言えば、塗り方のコツを知っておくだけで、防げる失点はしっかり防げます。
この記事では、TOEICのマークシートで塗り間違いや時間ロスを防ぐための、具体的な塗り方のコツをわかりやすく紹介します。

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- マークシートの塗り方がスコアに関わる理由
- 塗り間違いを防ぐコツ
- 時間ロスを防ぐ塗り方のコツ
- 試験終了間際の塗り残し対策
- 持ち物と準備のポイント
- リスニングとリーディングでマーク運用を変える
- 本番で焦らないための事前練習
- よくある質問(Q&A)
- Q. シャープペンシルでマークしてもいいですか?
- Q. マークがはみ出しても読み取られますか?
- Q. 行がずれていることに気づいたらどうすればいいですか?
- Q. まとめて塗るのと都度塗るの、どちらがいいですか?
- Q. マークシートにはどんな鉛筆が向いていますか?
- Q. 塗りが薄いと読み取られないことがありますか?
- Q. マークを塗り直すときの注意点は?
- Q. 塗るのが遅くて時間が足りません。どうすればいいですか?
- Q. 冊子に答えを書き込んでもいいですか?
- Q. 行がずれていることに試験の後半で気づいたら?
- Q. 塗る時間を短くするコツはありますか?
- Q. マークシートに慣れていません。練習方法はありますか?
- Q. 途中で鉛筆の芯が折れたらどうすればいいですか?
- まとめ
マークシートの塗り方がスコアに関わる理由
TOEICは約200問をマークシートで解答します。1問でも行がずれると、そこから先がすべてずれてしまうおそれがあり、被害が大きくなりがちです。また、塗り方が非効率だと、その分だけ解答に使える時間が削られてしまいます。正確さとスピードの両立が求められます。
塗り間違いを防ぐコツ
問題番号と行番号を毎回確認する
もっとも怖いのが行のズレです。特にリスニングでリズムが崩れたときや、問題を飛ばしたときに起こりやすくなります。マークする前に問題番号と解答欄の番号が合っているか一目で確認する習慣をつけましょう。
問題を飛ばすときは印を残す
迷って後回しにする問題があるときは、注意が必要です。飛ばしたことを忘れて詰めて塗ると、行がずれます。問題冊子に飛ばした印をつけ、解答欄も仮マークしておくと、ズレを防げます。
- マーク前に問題番号と解答欄番号を照合する
- 飛ばす問題は冊子に印をつける
- 数問おきに番号がずれていないか確認する
時間ロスを防ぐ塗り方のコツ
塗りやすい濃さの鉛筆を用意する
マークシートは、機械が読み取れる濃さで塗る必要があります。芯がやわらかめの鉛筆やマークシート用のシャープペンを使うと、少ない筆圧で素早く塗れて、時間の節約になります。芯が硬すぎると濃く塗るのに時間がかかります。
まとめて塗るか都度塗るかを決めておく
リスニングは音声が止まらないので、基本的にはその場で一問ずつ塗るのが安全です。一方リーディングでは、数問分の答えを冊子に控えてからまとめて塗る方法が合う人もいます。自分に合うやり方を、模試で事前に試して決めておきましょう。

消しゴムはきれいに消える物を選ぶ
塗り直しのとき、前のマークが残っていると誤読の原因になります。きれいに消せる消しゴムを用意し、消し跡が残らないようにしっかり消しましょう。
試験終了間際の塗り残し対策
時間が足りなくなっても、解答欄は最後まで埋めておくことが大切です。空欄のままにするより、残り時間で未回答のマスを埋めておくほうが、得点のチャンスを残せます。終了の合図が近づいたら、まず塗り残しがないかを確認しましょう。
試験終了後の解答(マーク)は認められません。「あと1問だけ」と続けると失格につながるおそれがあります。時間内に塗り終えることを最優先に、余裕を持った時間配分を心がけましょう。
持ち物と準備のポイント
当日はマークしやすい鉛筆を複数本と、よく消える消しゴムを用意しておくと安心です。鉛筆が転がらないよう、予備を含めて数本そろえておくと、途中で芯が折れても慌てずに済みます。
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リスニングとリーディングでマーク運用を変える
TOEICは前半のリスニングと後半のリーディングで、時間の流れ方がまったく違います。だからこそ、マークの運用も分けて考えるのがコツです。
リスニングは「その場で確定」が基本
リスニングは音声が止まってくれないため、聞いた直後にその場で塗り切るのが安全です。あとでまとめて塗ろうとすると、次の設問の先読みができなくなり、リズムが崩れます。迷った問題も、いったん塗ってから次に進みましょう。
リーディングは自分のスタイルを決める
リーディングは自分でペースを作れるため、一問ずつ塗るか、数問まとめて塗るかを選べます。まとめて塗ると解答のテンポは上がりますが、行ズレのリスクも増えます。どちらが自分に合うかは、模試であらかじめ試して決めておくと安心です。
- リスニング:聞いた直後にその場で確定する
- リーディング:まとめ塗りか都度塗りを事前に決める
- どちらも数問ごとに番号のズレを確認する
本番で焦らないための事前練習
マークのコツは、本番でいきなり試すとかえって混乱します。ふだんの模試や演習から、実際にマークシートを使って練習しておくことが大切です。
とくに塗る時間も含めて本番と同じ条件で解くと、リアルな時間感覚が身につきます。塗る動作は意外と時間を取るため、その分を計算に入れておかないと、本番で「解けたのに塗り切れない」という事態になりかねません。練習の段階から、マークまで含めた一連の流れを体になじませておきましょう。

よくある質問(Q&A)
Q. シャープペンシルでマークしてもいいですか?
A. マークシートに対応した筆記用具を使うのが基本です。芯がやわらかめのものだと塗りやすく、時間短縮にもつながります。当日の指定や案内に従って準備しましょう。
Q. マークがはみ出しても読み取られますか?
A. 枠内をしっかり塗ることが基本です。はみ出しや薄い塗りは誤読の原因になりかねないので、枠に収めて、しっかりした濃さで塗るよう心がけましょう。
Q. 行がずれていることに気づいたらどうすればいいですか?
A. 落ち着いて、ずれた箇所を消しゴムできれいに消し、正しい位置に塗り直します。焦って雑に消すと誤読の原因になるため、消し跡を残さないことが大切です。
Q. まとめて塗るのと都度塗るの、どちらがいいですか?
A. 人によります。リスニングは都度塗りが安全で、リーディングはまとめ塗りが合う人もいます。模試で両方を試して、自分に合うやり方を決めておくと本番で迷いません。
Q. マークシートにはどんな鉛筆が向いていますか?
A. 芯がやわらかめの鉛筆や、マークシート用のシャープペンが塗りやすいとされています。硬い芯だと濃く塗るのに時間がかかりがちなので、少ない筆圧でしっかり塗れるものを選ぶと、時間の節約にもつながります。予備を数本用意しておくと安心です。
Q. 塗りが薄いと読み取られないことがありますか?
A. 薄すぎる塗りは誤読の原因になりかねません。枠内をしっかりした濃さで塗ることを心がけましょう。とはいえ濃くしようと何度も往復すると時間を取られるため、一度でしっかり塗れる筆記用具を選ぶのがポイントです。
Q. マークを塗り直すときの注意点は?
A. 前のマークが残っていると、二つ塗ったと誤読されるおそれがあります。よく消える消しゴムで、消し跡が残らないようていねいに消してから塗り直しましょう。焦って雑に消すとかえってミスを招くので、落ち着いて対応することが大切です。
Q. 塗るのが遅くて時間が足りません。どうすればいいですか?
A. まずは塗りやすい筆記用具に変えるだけでも改善することがあります。あわせて、ふだんの演習からマークシートを使い、塗る動作を含めて時間を計って練習しましょう。塗るスピードは慣れで上がっていくため、本番前に体になじませておくのが効果的です。
Q. 冊子に答えを書き込んでもいいですか?
A. 問題冊子への書き込み自体は多くの場合問題ありませんが、受験上の案内に従いましょう。飛ばした問題に印をつけたり、選んだ答えを控えたりしておくと、行ズレの防止やまとめ塗りの際に役立ちます。最終的に解答欄へ正しく転記することを忘れないようにしましょう。
Q. 行がずれていることに試験の後半で気づいたら?
A. あわてず、ずれ始めた箇所まで戻って正しい位置に塗り直します。残り時間と相談しながら、まずは直せるところから順に対応しましょう。ふだんから数問ごとに番号を確認する習慣をつけておくと、こうした大きなズレを未然に防げます。
Q. 塗る時間を短くするコツはありますか?
A. やわらかめの芯で一度にしっかり塗れる筆記用具を選ぶこと、そして塗り方を練習で固めておくことがポイントです。丸を几帳面に塗りつぶそうとすると時間がかかるので、枠内が読み取れる濃さで手早く塗る感覚をつかんでおきましょう。
Q. マークシートに慣れていません。練習方法はありますか?
A. 市販の模試やマークシート形式の問題集を使い、実際に解答用紙を塗りながら解くのがいちばんの練習です。塗る動作を含めて時間を計ると、本番の時間感覚に近づきます。回数をこなすほど、塗りのスピードと正確さは自然に上がっていきます。
Q. 途中で鉛筆の芯が折れたらどうすればいいですか?
A. あわてず予備の鉛筆に持ち替えられるよう、削った鉛筆を複数本用意しておきましょう。芯が折れて時間をロスすると焦りにつながるため、机の上に予備を並べておくと安心です。マークシート用のシャープペンを併用するのも一つの方法です。
まとめ
TOEICのマークシートは、正確さとスピードの両方が求められます。問題番号と解答欄の番号を毎回照合し、飛ばす問題には印を残すことで、致命的な行ズレを防げます。塗りやすい鉛筆を用意し、自分に合った塗り方を模試で見つけておくことも、時間ロスを減らすうえで効果的です。
わかっていた問題を塗りミスで落とすのは、いちばんもったいない失点です。塗り方のコツを味方につけて、実力をそのままスコアに反映させましょう。
参考リンク:
※本記事の情報は執筆時点のものです。受験上の注意・持ち物は公式サイトや受験案内で最新情報をご確認ください。
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